600形


606Fブルースカイトレイン(三崎口にて撮影)


4連車(屏風浦にて撮影)


特別整備が行われた601F(京急長沢〜津久井浜にて撮影)

最高速度:120(130)km/h、加速度:3.5km/h/s(4次車は3.3km/h/s)、常用減速度:3.5km/h/s、非常減速度:4.0km/h/s 
制御方式:VVVFインバータ制御(GTO)

老朽化した旧1000形の置き換えを促進するために1994年に登場。
東京圏の地下鉄乗り入れ対応の通勤車としては珍しくオールクロスシートで登場した。

登場した当初の1〜3次車(601F〜607F)はツイングルシートと呼ばれる一部折りたたみ式の座席を採用していたが、
座り心地が悪い等不評だったため使用が中止され、4次車(608F及び4連組成車)では通常のクロスシートとなった。
ツイングルはほどなく使用が中止され、すべての座席のロックを開放した状態で運用された。


クロスシートではやはりラッシュ時対応に問題があるため、現在はロングシート化が進行しており、
8連組成車と651Fがロングシート化された。
ロングシート化された車両も車端部はクロスシートが残され、
新1000形(アルミ車)に準じた内装になっている。

運用範囲は非常に幅広く、大師線以外の京急線全線で見られるほか、都営浅草線はもちろんのこと北総線は印旛日本医大まで、京成線は佐倉まで乗り入れている。

606Fが2100形2157Fと同様、ブルースカイトレインとなり青色に塗装され、赤い電車が多い京急では異彩を放っているほか、2009年にロングシート化された605Fには京急初となる乗降ドア上の液晶モニターが設置され、注目を集めている。

2009年から特別整備がはじまり、特別整備施工車は前面のワイパーカバーに新1000形や2100形と同等のスリッドが入っている。2010年に出場した602Fは乗降ドア上に液晶モニターも設置された。

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601F:601-1+601-2+601-3+601-4+601-5+601-6+601-7+601-8(特別整備施工)  
602F:602-1+602-2+602-3+602-4+602-5+602-6+602-7+602-8(特別整備施工、ドア上モニタ)
603F:603-1+603-2+603-3+603-4+603-5+603-6+603-7+603-8  
604F:604-1+604-2+604-3+604-4+604-5+604-6+604-7+604-8 
605F:605
-1+605-2+605-3+605-4+605-5+605-6+605-7+605-8(ドア上液晶モニター設置) 
606
F:606-1+606-2+606-3+606-4+606-5+606-6+606-7+606-8(ブルースカイトレイン)
607F:607-1+607-2+607-3+607-4+607-5+607-6+607-7+607-8

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608F:608-1+608-2+608-3+608-4+608-5+608-6+608-7+608-8 

  Mc-T-T-Mc

651F:651-1+651-2+651-3+651-4
652F:652-1+652-2+652-3+652-4(クロスシート)
653F:653-1+653-2+653-3+653-4(クロスシート)
654F:654-1+654-2+654-3+654-4(クロスシート)
655F:655-1+655-2+655-3+655-4(クロスシート)656F:656-1+656-2+656-3+656-4(クロスシート) 

   


1〜3次車車内


4次車車内


ロングシート改造車車内



605Fのドア上に設置された液晶モニター)

走行音(津久井浜〜京急長沢、wav、1.05MB)

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